ライティングが専門でない、高校、大学、大学院の教員が使える、「書き方」と「研究方法」の指導テキスト。2008年に刊行した初版を改訂、時代に合った論文執筆へといざなう。学生の自習用としても充実している。主に人文社会科学系の領域向き。〔文章編〕では「思考を整理して、分かりやすく、科学的に」伝えるための技能を学ぶ。〔論文編〕では文献研究、実証研究の一連の流れを追って、テーマの設定から論文の評価まで段取りを解説。授業で使える練習問題やアクティビティーが豊富。情報満載のダウンロードデータも用意している。第一部 文章編01 学術的文章とはどのような文章か………1002 「一文一義」で書く………1403 語句を明確に使う………2004 「マップ」を作って書く………2605 「パラグラフ」を作る………3206 主張を根拠で支える………3607 論点を整理する………4408 抽象度の調節をする………5209 参考文献を示す………6010 「ブロック引用」をする………7211 要約引用をする………8012 図や表を作る………9013 「私語り」から脱出する………9414 外来語と専門用語を扱う………10415 推敲・校正をする………110第二部 論文編01 学術論文とは何か………11602 文献研究と実証研究の性質と選択、論文の構成………12403 テーマの選択………13204 領域の下調べをする………13605 アウトラインを考える………14206 一回目の序論を書く………14807 一次資料と二次資料………15408 情報を整理する………16209 画像を読む………17010 デ -タを読む………17411 結論を書く………17812 一回目の序章を書く………18213 先行研究の章を書く………18614 研究方法を決める………19215 研究方法の章を書く………20016 フォーマル・インタビューを行う………20817 インフォーマル・インタビューを行う………21418 実証データの整理をする………22419 研究結果の章を書く………23220 考察と結論の章を書く………23821 題をつける、要旨を書く………24222 論文を評価する………24823 研究計画書を書く………25624 研究における倫理的な問題………260おわりに………266索引………269