世界的ロッシーニ・テノール、ローレンス・ブラウンリーによる、アフリカ系アメリカ人作曲家による歌曲集ローレンス・ブラウンリーはファン・ディエゴ・フローレンスに次いで人気を博すロッシーニとドニゼッティ歌いのテノール。強靭と呼べるほどの声で超高音まで少しもストレスなく駆け上がる超絶技巧の声で世界中の歌劇場で歌い、「ベルカント オペラのレパートリーにおける国際的なスター」(ニューヨーク・タイムズ紙)、「世界をリードするベルカント・スターのひとり」(ガーディアン紙)、と絶賛を博しています。 1972年にオハイオ州で生まれ、クラシック音楽にあまり触れずに育ちましたが、トランペット、ギター、ドラムを演奏し、ポップスや教会でゴスペル音楽を歌いました。インディアナ大学ジェイコブス音楽学校大学院入学。2002年にバージニア・オペラでのロッシーニの『セヴィリャの理髪師』でアルマヴィーヴァ伯爵を歌い絶賛を浴び、2007年にはメトロポリタン歌劇場デビュー。その後はウィーン、ミラノ、ベルリン、マドリード、ドレスデン、ミュンヘンなど名だたる歌劇場で活躍しています。 このアルバムでは、アフリカ系アメリカ人作曲家による歌曲を録音しました。「過去数年間は、人類全体と、ここ米国のアフリカ系アメリカ人の両方にとって試練の年でした。しかし、私たちが直面したこれらの多くの課題のすべてを通して、強さ、インスピレーション、希望、そして素晴らしい美しさの瞬間も見てきました。ハーレム・ルネッサンス(1919年から1930年頃にニューヨークのマンハッタン区ハーレムにおける、アート、文学、音楽、文化、芸術の全盛期)の偉大なるアーティストたちからの、喜び、エンパワーメント、信仰、愛、強さのテーマを中心とした詩を取り上げ、今日最も才能のあるアフリカ系アメリカ人の作曲家と協力して、私たちの闘争だけでなく、私たちの勝利についても語っています」と、ブラウンリーは語っています。 その詩への深い読みによる熱き愛情、そして未来への輝かしい希望が感じられる歌唱です。「ブラック・ミュージック・マンス」としての6月にリリース予定。(輸入元情報)【収録情報】ダミアン・スニード:● Beauty That Is Never Old (James Weldon Johnson)● The Gift to Sing (James Weldon Johnson)● To America (James Weldon Johnson)ジェレミア・エバンス:● I Know My Soul (Claude McKay)● Dance of Love (Countee Cullen)ブランドン・スペンサー:● I Know My Soul (Claude McKay)● Dance of Love (Countee Cullen)マーガレット・ボンズ:● Songs of the Seasons● Poeme d’Automne (Langston Hughes)● Winter Moon (Langston Hughes)● Young Love in Spring (Langston Hughes)● Summer Storm (Langston Hughes)ジョエル・トンプソン:● Supplication (Joseph Seamon Cotter, Jr.)● Compensation (Paul Laurence Dunbar)● My People (Langston Hughes)ジャスミン・バーンズ:● Peace (Georgia Douglas Johnson)● Invocation (Claude McKay)ショーン・E・オクペブホロ:● Romance (Claude McKay)ロバート・オーウェンズ:● Desire● Desire (Langston Hughes)● Dream (Langston Hughes)● Juliet (Langston Hughes)● Man (Langston Hughes)● Silver Rain● In time of Silver Rain (Langston Hughes)● Fulfillment (Langston Hughes)● Night Song (Langston Hughes)● Silence (Langston Hughes)● Carolina Cabin (Langston Hughes)● Songs (Langston Hughes)● Sleep (Langston Hughes) ローレンス・ブラウンリー(テノール) ケヴィン・J・ミラー(ピアノ) 録音時期:2022年12月16-18日 録音場所:ボストン、フレイザー・スタジオ 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV