クナッパーツブッシュ・イン・テスタメント(デッカ録音)廃盤になって久しかったクナのデッカ録音が、テスタメントから復活。モノラル後期にセッション・レコーディングされたこれらの録音は、当時、RCAと並んで最先端の技術力を誇ったデッカならではの音の良さが魅力でもあり、往年のウィーン・フィルの濃厚なサウンドを克明な音質で楽しむことが可能。 とはいえ最大のポイントはやはりクナッパーツブッシュのユニークな音楽づくりにあるといえるでしょう。ここではブルックナー、ワーグナーというクナッパーツブッシュ得意のレパートリーがとりあげられていることもあって、非常に聴きごたえのある仕上がりとなっています。リマスターはポール・ベイリーが担当。1ブルックナー:交響曲 第3番 ニ短調(1890年版)2ワーグナー:ジークフリート牧歌ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団指揮:ハンス・クナッパーツブッシュ録音:1954年4月モノラル(1)、1955年4月モノラル(2) Disc11 : Symphony no 3 in D minor, WAB 1032 : Symphony no 3 in D minor, WAB 1033 : Symphony no 3 in D minor, WAB 1034 : Symphony no 3 in D minor, WAB 1035 : Siegfried IdyllPowered by HMV