大学入試数学で、「図形問題」は多くの受験生が苦手としている分野の1つです。見かけは図形問題でも、計算には三角関数や微分などの計算力が求められたり、別の問題に帰着されることもあり、単に「図形の力」だけではなく、総合力が要求されます。また、問題によってどの解法を採用するのがベストなのか、例えば、図形の性質を用いるのがいいのか、座標を設定する方がいいのか、ベクトルで解くのがいいのか、、、入試という制限時間がある中では「解法選択」も重要です。そこで、本書では、図形問題を解く際の「着眼点」「解法選択」「知識の応用法」を明快なルールで提示しました。教科書には書かれていない事実や解法パターンにはない見方、方針、考え方などを、問題を通して身につくようになっています。そして、別解をたくさん掲載いたしましたので、総合力も鍛えることができます。この「ルール」を身につけて、図形問題を得意な分野に変えてみませんか?目次第1章 三角比第2章 図形と方程式第3章 ベクトル第4章 総合問題第1章 三角比第2章 図形と方程式第3章 ベクトル第4章 総合問題