緑の切妻屋根の家、グリン・ゲイブルスを舞台に、アンが大まじめで引き起こす大騒動が、みんなをしあわせに!1952年、村岡花子によってはじめて日本に紹介された『赤毛のアン』。親子3代で人気のある村岡花子の美しい訳が、邦訳70周年の2022年、これから読み継ぎたい改訂版となりました。気鋭のイラストレーター北澤平祐と人気の装丁家・中嶋香織とによる、クラシカルかつ可愛い装丁で、名作がよみがえります。プレゼントにも、自分で持っているにも、ぴったりの一冊です。<中学生以上の漢字にルビつき>もくじ第一章 レイチェル・リンド夫人の驚き第二章 マシュウ・クスバートの驚き第三章 マリラ・クスバートの驚き第四章 グリン・ゲイブルスの朝第五章 アンの身の上第六章 マリラの決心第七章 アンのお祈り第八章 アンの教育第九章 レイチェル・リンド夫人あきれかえる第十章 アンのおわび第十一章 アン日曜学校へ行く第十二章 おごそかな誓い第十三章 待ちこがれるピクニック第十四章 アンの告白第十五章 教室異変第十六章 ティーパーティーの悲劇第十七章 新しい刺激第十八章 アンの看護婦第十九章 音楽会と災難と告白第二十章 行きすぎた想像力第二十一章 香料ちがい第二十二章 アンお茶にまねかれる第二十三章 アンの名誉をかけた事件第二十四章 音楽会第二十五章 マシュウとふくらんだ袖第二十六章 物語クラブの結成第二十七章 虚栄の果て第二十八章 たゆとう小舟の白ゆり姫第二十九章 忘れられないひとこま第三十章 クイーン学院の受験第三十一章 ふたつの流れの合うところ第三十二章 合格者発表第三十三章 ホテルの音楽会第三十四章 クイーンの女学生第三十五章 クイーン学院の冬第三十六章 栄光と夢第三十七章 死のおとずれ第三十八章 道の曲がり角『赤毛のアン』出版によせて ケイト・マクドナルド・バトラー訳者あとがきにかえて