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Landerは、ビルダーの所有する1968年製Dallas Arbiter期FuzzFace(NKT275搭載)を含む、音色に満足いくいくつかのArbiter~Dallas Arbiter期のFuzzFaceを基とし、そのプリミティブなサウンドをシリコントランジスタによって再現しました。
NKT275を用いられた1966~68年のFuzz Face、動作に問題のない個体は、
非常にナチュラルで、ただハイをカットしたり、ゲインを下げるだけでは到底再現しえ得ないサウンドを持ち、
かつ奇跡的なコントロール性を持ち合わせています。
それを再現するために、再生産のものであったり、別の型番のトランジスタを用いたり、
もしくはシリコントランジスタによって音を再現する試みは多くありますが、
それでは良いサウンドを得る事はできても、オリジナルFuzzFaceの音とは似つかないサウンドになります。
Landerの手法は、ゲルマニウムトランジスタを用いた際の、回路上の部品に対しての影響、それによる動作上の違いに着目し、それを再現しました。
ボリュームを絞れば、特にローの量感を損なわなず原音に近しいサウンドに、
フルアップすれば暖かくスムースなクリップを持ちながら、太くドライブ。
このアンプの一部ともいうべきナチュラルさは、ただ元の回路及び定数を使用したシリコントランジスタや、
再生産されたGeトランジスタではえられませんでしたが、それを実現させています。
オリジナルFuzz Faceを持つプレイヤーにも、納得していただけるサウンドを持っています。
オリジナルFuzzFaceとの相違する点としては、
DCアダプタの対応に加え、電池を使う場合でも電池残量を確認しやすい
電池残量によってきりかわるインジケータの搭載。
センターにPre Gainコントロールを搭載し、ギター・前段とのマッチングを取れる為、
ワウと併せたプレイにも対応。
それらに含め、Siトランジスタの安定した動作を付け加えてライブでの使用も可能なユーザビリティを獲得。
Fuzzに苦手意識がある人、Fuzzを使い慣れた人、
どんな人にもお勧めしたい一台です。
LEDインジケータは、電池残量によって色が変化する様に設計されており、歪み系ペダルを電池で使いたいユーザーにも使いやすい設計。
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