現代最高のバリトン、マティアス・ゲルネによるバッハのソロ・カンタータドイツ・リート現代最高の歌手の一人マティアス・ゲルネによる、バッハのソロ・カンタータ集の登場です。管弦楽はフライブルク・バロック・オーケストラがつとめており、オーボエ・ダモーレ協奏曲およびカンタータのシンフォニアも収録されているといううれしいプログラムとなっています。 カンタータ第56番は、広く知られた名曲で、苦難に満ちた人生は、死という安らかな港にたどりつくことによって初めて救済に導かれる、という内容。「十字架」と「ため息」の動機から構成された前奏に続き、バリトン・ソロが加わり5声部で展開される第1曲から、終曲コラールでは最後に合唱が加わるなど、バッハの創意と充実の筆致が魅力です。カンタータ第82番も安らかな死をうたったもので、オーボエの活躍も印象にのこる、第56番とならび広く愛される名作です。オーボエ・ダモーレ協奏曲は、チェンバロ協奏曲第4番の原曲と考えられるもの。ここでも名手ぞろいのフライブルク・バロック・オーケストラのメンバー、オーボエ奏者のカタリーナ・アルフケンの演奏が光ります。(輸入元情報)【収録情報】J.S.バッハ:● シンフォニア(カンタータ第21番『わがうちに憂いは満ちぬ』 BWV.21より)● カンタータ第56番『われは喜びて十字架を負わん』 BWV.56● オーボエ・ダモーレ協奏曲 BWV.1055(チェンバロ協奏曲第4番イ長調 BWV.1055)● カンタータ第82番『われは満ち足れり』 BWV.82 マティアス・ゲルネ(バリトン) カタリーナ・アルフケン(オーボエ、オーボエ・ダモーレ) 合唱パート: クリスティーナ・ローターベルク(ソプラノ) イザベル・レヤル(アルト) フロリアン・フェス(テノール) フライブルク・バロック・オーケストラ ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(指揮、ヴァイオリン) 録音時期:2017年2月 録音場所:ベルリン、テルデックス・スタジオ 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Disc11 : Sinfonia - Freiburger Barockorchester2 : Ich Will Den Kreuzstab Gerne Tragen3 : Mein Wandel Auf Der Welt4 : Endlich, Endlich Will Mein Joch5 : Ich Stehe Fertig6 : Komm, O Tod, Du Schlafes Bruder7 : I. Allegro - Katharina Arfken/Freiburger Barockorchester8 : II. Larghetto - Katharina Arfken/Freiburger Barockorchester9 : III. Allegro Ma Non Tanto - Katharina Arfken/Freiburger Barockorchester10 : Ich Habe Genug11 : Ich Habe Genug!12 : Schlummert Ein, Ihr Matten Augen13 : Mein Gott! Wenn KMMT Das Schne: Nun!14 : Ich Freue Mich Auf Meinen TodPowered by HMV