ヨナス・カウフマン/プッチーニ・エディション(CD+DVD)2015年秋にSONYからリリースされたばかりのカウフマンによる3種のプッチーニのCDとDVDが、限定ボックスとはいえ異例の早さでプライスダウン。もしかしたら背景には、カウフマンのSONYへの移籍に伴って、ユニバーサルがボックス&ベスト盤をリリースしていることがあるのかもしれませんが、ともかくお買得なことは確かです。(HMV)【収録情報】【CD+DVD】誰も寝てはならぬ〜プッチーニ・アルバムヨナス・カウフマン、パッパーノ&聖チェチーリア国立音楽院管待ちに待った、カウフマンのプッチーニ。誰もが待ち望んだ、カウフマンによるプッチーニ・アルバムが登場します。ここ数年、プッチーニのオペラの諸役を重要なレパートリーとしているカウフマンですが、オール・プッチーニ・アリア集は今回が初めてです。パヴァロッティをはじめとする三大テノールで人気曲となった『誰も寝てはならぬ』をはじめ、『妙なる調和』『なんと素晴らしい美人』『愛らしい乙女よ』など、プッチーニのヒット・メロディともいうべき名アリア・二重唱が満載されています。特に2014年コヴェント・ガーデン王立歌劇場の新演出で絶賛された『マノン・レスコー』から4曲収録されているのは大きな聴きものといえましょう。 共演はアントニオ・パッパーノ指揮するローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団&合唱団というプッチーニ・オペラには万全の布陣。それに加えて、2014年コヴェント・ガーデンの『マノン・レスコー』新演出でも共演したラトヴィアのソプラノ、クリスティーナ・オポライス(指揮者アンドリス・ネルソンスの妻)などが参加した豪華アルバムです。 2015年10月と2016年4月には、このプッチーニ・アルバムのレパートリーによるカウフマンの大規模なヨーロッパ・ツアーが予定されています。また2015年6月14日のミラノ・スカラ座におけるプッチーニ・コンサートは映像収録され、秋に各地の映画館で公開される予定もあります。 『デラックス・エディション』はCD+DVDでデジパック仕様、オールカラー・ブックレット付き。DVDには今回の『プッチーニ・アルバム』についてのカウフマンのインタビューや録音風景を収めた映像のほか、今秋ソニー・クラシカルから発売予定の『マノン・レスコー』(アントニオ・パッパーノ指揮、ジョナサン・ケント演出、コヴェント・ガーデン王立歌劇場公演)、『西部の娘』(フランツ・ヴェルザー=メスト指揮、マルコ・アルトゥーロ・マレッリ演出、ウィーン国立歌劇場公演)からのハイライト映像を収録しています。またブックレットにはカウフマンの写真のほか、作曲家プッチーニの生涯と作品に関するエッセイが掲載される予定です(欧文のみ)。(SONY)【CD】1. 歌劇『マノン・レスコー』より『なんと素晴らしい美人』2. 歌劇『マノン・レスコー』より『ああ、私が一番きれいなのね〜あなたなの、あなたなの、愛する人』3. 歌劇『マノン・レスコー』より『ああマノン、またしてもお前は』4. 歌劇『マノン・レスコー』より『急げ、整列!〜そうさ僕は狂っているさ』5. 歌劇『妖精ヴィッリ』より『ここがあの家・・・苦しい僕のこの思いを』6. 歌劇『エドガール』より『大狂宴だ!』7. 歌劇『ボエーム』より『愛らしい乙女よ』8. 歌劇『トスカ』より『妙なる調和』9. 歌劇『蝶々夫人』より『愛の家よ、さようなら』10. 歌劇『西部の娘』より『あれから6カ月たった』11. 歌劇『西部の娘』より『やがて来る自由の日』12. 歌劇『つばめ』より『パリ! それは欲望の町』13. 歌劇『外套』より『お前の言うとおりだ』14. 歌劇『ジャンニ・スキッキ』より『フィレンツェは花咲く木のような』15. 歌劇『トゥーランドット』より『泣くな、リュー』16. 歌劇『トゥーランドット』より『だれも寝てはならぬ』 ヨナス・カウフマン(テノール) クリスティーネ・オポライス(ソプラノ:2,7,15) マッシモ・シメオーリ(バリトン:9-11) アントニオ・ピロッツィ(バス:8,15) ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団&合唱団 Powered by HMV