スラック・キー・ギターとスティール・ギターによる、素晴らしいハワイアン・アルバム!■アルバム内容ハワイを代表するミュージシャン、ギャビー・パヒヌイを父に持つシリル・パヒヌイが奏でる12弦&6弦のスラック・キー・ギターと、アコースティック・スティール・ギターの名手ボブ・ブロッズマンのジョイント・アルバムです。「ピロ・エ」「ワイ・ウル」「ワイアラエ」などハワイアンのスタンダードナンバーを、時にエキサイティングに、時にスウィートに、ヴァラエティー豊かにお届けします。ボブ・ブロッズマンのスティール・ギターは、ハワイアンでよく使われるエレクトロニクスのスティール・ギターではなく、「ナショナル製のリゾネーター・ギター」と呼ばれる金属ボディーのアコースティック・ギターであり、その音色はどこか懐かしさを感じさせます。シリル・パヒヌイは12弦と6弦のアコースティック・ギターを曲によって使い分けながら、とてもリズミカルな演奏を披露しています。このアルバムで聴かれるギター・サウンドは、ボブ・ブロッズマンに関しては、1920年代のハワイアン・ギタリストとして活躍した、ソル・ホオピイや最もボブが尊敬するタウ・モエらのサウンドをフィーチャーしており、一方シリルは1940年代、50年代のハワイアン作品から受けた影響をこのアルバムで表現しています。どこかノスタルジーを感じさせる本作の雰囲気はここから来ています。エクサイティングで甘い、“スウィート・アンド・ホット”な、ハワイアン・サウンドをお楽しみ下さい。