ヨン:オルガン作品全集 第2集ピエトロ・アレッサンドロ・ヨンは、オルガニストとして30年にわたる活動の中で、アメリカで約1500回もの演奏会を行っており、カーネギー・ホールでも演奏しています。並外れたオルガンのための作品は、明らかにアメリカで新しく作られたオルガンの大きな可能性に触発されたもので、このオルガン作品全集の第2巻では、もともとオルガンとオーケストラのために書かれた有名な『グレゴリオ聖歌風協奏曲』を収録しています。マルコ・エンリコ・ボッシに捧げられたこの曲は、フィラデルフィアにある世界一巨大なパイプ・オルガン「ワナメーカー・オルガン」の落成式のために書かれ、レオポルド・ストコフスキーが指揮台に立ちました。 2021年1月に発売されたこの第1集では「宗教的」なテーマにした作品をまとめていましたが、今回の第2集ではクリスマスに関連する作品を紹介しています。これらの作品は、正確には「宗教的」ではなく、降誕祭のテーマやムードを表現した「ポピュラー」なものであると言えるでしょう。収録曲の最後には、パヴァロッティによって有名になった『幼子イエス』が収録されています。(輸入元情報)【収録情報】ヨン:● グレゴリオ聖歌風協奏曲(オルガン独奏のための)● 勝利のキリスト● オルガンのための3つのコンポジション● バストラーレ(ソナタ第4番より)● シチリアのクリスマス● 待降節組曲(オルガンのための宗教的組曲第1番)● 幼子イエス トッマーソ・マッツォレッティ(オルガン/Brondino Vegezzi-Bossi Organ) 録音時期:2022年3月 録音場所:スイス、Tempio protestante di St. Paul 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV