「本気で音で遊ぶカルテット」バッハ無伴奏CDリリース後、出光音楽賞受賞、岩谷時子賞奨励賞、バラエティ番組出演など目覚ましい活躍を続けている若手人気ナンバー1のサクソフォン奏者上野耕平。その上野が藝大時代の仲間と組んだサクソフォン四重奏は、世代も技術も呼吸も音楽性も奇跡の4人が集まり、東京文化会館での完売デビューコンサートのライブCDを発売し好評を博した。そんな彼らが届ける今作は、誰もが知っている曲を中心としたラインナップを、The Rev Saxophone Quartetらしいアレンジで仕上げた作品。キラキラ星のモチーフを崩して全くの新曲として生まれ変わった「Guira Guira」、そして故郷をこよなく愛する4人が奏でる「ふるさと狂詩曲」では、それぞれの出身地の民謡等の旋律も見え隠れするラプソディーを奏でる。王道では、オペラ「カルメン」をThe Rev Saxophone Quartet用にアレンジした「カルメンファンタジー」で歌う4人を聴かせ、ストレートアレンジの「G線上のアリア」では美しさを追求する。サクソフォン一筋でやってきたからこその自信とずば抜けた技術、4人で音を重ねる喜び、そして何よりも音楽で遊べる楽しさを知っているカルテットとして、本気で遊ぶ音楽を届ける。