ネーメ・ヤルヴィがスッペを振る!全5巻の『オーケストラ版ワーグナー』を完成させ、前作のサン=サーンス(CHSA5104)では、フランス音楽との予想以上の相性の良さを披露してくれたネーメ・ヤルヴィとロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団。快進撃を続けるヤルヴィが次に送り出してきたのは、フランチェスコ・エゼキエーレ・エルメネジルド・スッペ=デメッリ。またの名をフランツ・フォン・スッペの序曲と行進曲! アドリア海、ダルマチア地方のスプリト(現在のクロアチアの都市)で生を受けたスッペ。オーストリアの首都ウィーンで本格的に「オペレッタ」を流行させた19世紀最大のオペレッタ作曲家の1人であり、その作風から「ウィーンのオッフェンバック」という異名を得ていたといいます。 華やかで劇的、オーケストラがダイナミックに鳴るスッペの「序曲」と「行進曲」は、ネーメ・ヤルヴィとロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団のコンビにとって実は理想的とも言えるプログラム。ヤルヴィとスッペ。改めてそのレパートリーの広さに脱帽です。【収録情報】スッペ:序曲&行進曲集・喜歌劇『軽騎兵』序曲・喜歌劇『ボッカッチオ』序曲・ボッカッチオ行進曲・喜歌劇『スペードの女王』序曲・愉快な変奏曲・喜歌劇『詩人と農夫』序曲・喜歌劇『ファティニッツァ』のモチーフによる行進曲・喜歌劇『モデル』序曲・演奏会用行進曲『丘を上り谷を下って(いたるところに)』・喜歌劇『イサベラ』序曲・喜歌劇『美しきガラテア』序曲・行進曲『フアニータ』・喜歌劇『ウィーンの朝・昼・晩』序曲 ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団 ネーメ・ヤルヴィ(指揮) 録音方式:DSDレコーディング SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUNDPowered by HMV