武道で伝承される方法で、人体の可能性を最大限に引き出す!姿勢の意識によって体幹を強くする武道で伝承される方法を紹介。姿勢の意識によって得られる体幹は、加齢で衰えない武道の達人の力を発揮します。野球、陸上、テニス、ゴルフ、水泳、空手、相撲、ダンス等すべてのスポーツに応用でき、健康な身体を維持するためにも役立ちます。CONTENTS●Part 1 運動基礎理論の考え方1.姿勢とは姿勢には、すでに力が宿っている / 正しい姿勢と悪い姿勢2.運動とは筋肉と骨格の共演 / 関節可動域が変化すると、強度が変化する2種類の身体の使い方●Part 2 一瞬で強い体幹をつくる身体のコツ1.背骨ー第1の軸背骨の操作が体幹の強化の正道 / 背骨の弯曲と抵抗力背骨の弯曲と健康、安定感の関係 / 安定感の違いを実験してみよう背筋を伸ばすトレーニング / 屈筋民族の日本人と伸筋民族の欧米人なぜ、背筋を伸ばすのか? / 背骨の弯曲を制御する方法とは?2.「仙骨の締め」-骨盤と背骨のキーストーン神秘の骨「仙骨」 / 仙骨の角度と骨盤の動き「仙骨を締める」トレーニング / 「仙骨の締め」で腹筋を鍛える「仙骨の締め」が腹圧を高める / 「仙骨の締め」と腰の可動域「仙骨の締め」と重さの変化 / 武道の達人は仙骨を使う「仙骨の締め」でインナーマッスルを活性化3.股関節──下肢と骨盤を繋ぐもの股関節は、人間の二足歩行の立役者 / 「仙骨の締め」でお尻の筋肉が強くなる「仙骨の締め」で歩行に大切な臀筋を衰えさせない / 「仙骨の締め」は腸腰筋も活性化する腸腰筋で骨盤を立てる / 骨盤の傾きを支える「ハムストリング」歩行を支え、O脚を防ぐ「内転筋」4.首ー「首の後ろ固定」「アゴを引く」の正体とは? / 「首の後ろ固定」で首の可動域の変化する「首の後ろ固定」をすると上半身に軸ができる / 「首の後ろ固定」が首と肩の骨格を整える首の位置で、呼吸に使われる筋肉が変わる / 「首の後ろ固定」で胸椎のカーブを制御する上半身軸が活かせる種目の例5.肩関節と肩胛骨──腕を支える土台肩胛骨は、腕の自由度を支える / 「肩胛骨を外に開く」とは「肩胛骨を外に開く」ポイント / 「肩胛骨を外に開く」の応用例「肩胛骨を外に開くこと」と静的な姿勢6.「腰力(ようりょく)」──体幹をつくる本当の「腰の力」「腰力」とは何か / 「腰力」を生み出すもの「腰力」のトレーニング●Part 3 体幹を強化する呼吸法1.呼吸の種類と呼吸筋呼吸に秘められた可能性 / 呼吸には体幹の筋肉が動員されている胸式呼吸と腹式呼吸の比較 / 呼吸から生理的メカニズムに働きかけられるのはなぜか?気合と声出しの効用2.逆腹式呼吸逆腹式呼吸の方法と仕組み / 逆腹式呼吸と肛門の締めと骨盤底筋群…他