2016年3月に、ロシアワールドカップに臨むハリル・ジャパンにチームドクターして迎えられたスポーツドクター・土肥美智子医師。女性スポーツドクターのパイオニアの一人である彼女は、若い頃から国際サッカー連盟(FIFA)やアジアサッカー連盟(AFC)、JFAで医学委員として活動し、なでしこジャパンやオリンピックにも帯同してきた。同書籍では、そんな土肥医師がサッカー日本代表のチームドクターの仕事(舞台裏を含む)を紹介し、どんな気持ちでチームを支えてきたか、ときに死の危険にさらされる選手を守るために何をしているのか、その他、競技スポーツを続けていく上で出てくる女性アスリート問題へどう取り組んでいるのか、スポーツドクターの存在意義、醍醐味をまとめている。貴重な写真とともに、ロシアワールドカップに帯同した他のスタッフの話もコラムとして交えながら、サッカー日本代表のスタッフとしての苦労と喜びをリアルに伝える。第1章 「森保JAPAN」始動第2章 「帯同ドクター」という仕事第3章 スポーツドクターとは第4章 サッカーと私第5章 ロシアワールドカップの記憶第6章 日本サッカーの未来