徹底的に“技術の可視化"にこだわったサッカー「止める・蹴る」の教科書元日本代表・風間八宏がサッカーに必要な真の技術を徹底解剖サッカーにおいて最も大事な要素である「(ボールを正確に)止める・蹴る」の技術。近年、その重要性が広く再認識されてきましたが、これまで理論立てて解説された教科書はなく、未だ多くの選手、指導者が感覚だけで実践しているのが実情ではないかと思います。逆に言うと伸びしろがまだまだあるとも言えます。そこで本書では、川崎フロンターレ、名古屋グランパスでプロ選手の技術を劇的に向上させ、独特の言葉と理論で技術指導の第一人者として知られる風間八宏氏とともに「技術の可視化」に挑戦しました。足のどの部分でボールのどこを触れば、正確にボールを止めたり、蹴ったりできるのか。ボールを正確に扱う方法とコツを徹底解剖しました。「止める・蹴る」を極めることができれば、サッカーはもっと楽しく、強くなる。そんな信念を詰め込んだ本書をぜひご一読いただければ幸いです。【本書のポイント】◎「止める」「蹴る」「運ぶ」のポイントをイラストで図解◎史上初! 裸足の絵だから伝わるボールを正確に扱うコツ◎最高技術の結晶メッシの「止める・蹴る・運ぶ」を解剖【目次】CHAPTER1 止めるインサイド/アウトサイド/止めてターン/浮き球CHAPTER2 蹴るインサイド/インステップ/インフロント/アウトサイド/ロングボール/ボレーキックCHAPTER3 運ぶ真っ直ぐ運ぶ/相手を抜く/3人を仕留める/ひとり時間差/足首返し/隠し球/瞬間ターンCHAPTER4 パス重心を見る/矢印を見る/相手を外すCHAPTER5 メッシ解剖図鑑メッシの「止める」/メッシの「運ぶ」/メッシの「パス」/メッシの「シュート」著者からのメッセージ「今回、この本を作るにあたって、足の感覚を可視化することに挑戦しました。自分でも久しぶりに裸足でボールを触りましたが、懐かしい感触とともに、忘れていた繊細なボールタッチを思い出しました。足の『甲』で感じるのではなく、『甲のどこ』で感じるのか。『指』で感じるのではなく、『指のどこ』で感じるのか。その点でボールのどこをどう触るとボールは思った通りに動くのか。どれだけこだわれるか、どれだけ自分で求めることができるか、そして自分の体とともにどれだけ楽しめるか。自分の可能性にチャレンジしてみてください。まだあなたの中に隠している、隠れている技術と発想力がきっと見つかるはずです」(風間八宏)