研究者や技術者だからこそ見つかる、ビジネスのタネ。それをいかに育てるか? そのさいに大切なことは何か?本書では、起業家やその支援者、シーズを生み出す大学教員など12名が、みずからの経験と、スタートアップに必要な考え方を披露しています。起業を目指す理系学生・研究者・技術者必読の、ベンチャー起業の実践的教科書です。第1部 熱い起業家たち1.「自分で何かやろう」という思いが起業へ --育てて独り立ちさせる学校2.「こんなこといいな、できたらいいな」に挑戦してみる --京都府立医科大学での医工連携の実際3.地域イノベーションのための研究成果活用型ベンチャー4.ベンチャー起業という「偶然」から動き出した未来第2部 シーズから起業へ --大学はチャンスにあふれている5.ピンチのときに大学・ベンチャーだからできること! --大学の研究の出口6.植物分子生物学者は、いかにして「豚肉」を売るようになったか7.必然から偶然をつかむこと・・・そしてベンチャーへ --ベンチャービジネスの取り組みについて8.学生が世界を変える! --アントレプレナーシップとイノベーションの本質第3部 起業を成功させる知識とノウハウ9.生き残るベンチャーになるために10.ベンチャー起業とお金の話11.ベンチャーは会社に入ってもできる --エンジニアが行った特許実践例12.ベンチャーの“常識”を疑おう