高齢化社会における中小企業の生き残り策を伝授! 中小企業オーナーの判断能力が高齢や病気によって低下・喪失する前にできることは何か。低下・喪失してしまってからの善後策はあるのか。本書は、その問いに、具体的に答えます。 認知症対策、株式・財産および事業の承継対策、争族対策をいかに的確な時期に講じるかは、中小企業の死活問題です。 法律・税務等の実務家が直面する事案では、多様な法務および税務の課題が入り混じり、連続した事象のなかで各当事者の複雑な利害が交錯します。 中小企業オーナー等が短期迅速に取り組むべき実務上の対処と、長期計画の策定を提言するとともに、法務・税務等の実務家には、妥当な解決策への道筋を示す、高齢化社会に不可欠の一冊です。