経営学に対するニーズがますます高まる状況を踏まえ、多くの読者の方々に経営学やマネジメントについてわかりやすく学んでもらうための1冊。初めて経営学に接する学生や、社会に出て経営学やマネジメントの必要性を感じた社会人の方々に最適な経営学の入門書。【執筆者】井上善美、関谷次博、手嶋慎介、鳥居陽介、平尾 毅、藤田順也、祝田 学、山内昌斗、山縣宏寿、吉沢正広第1章　企業システムとマネジメント　1 企業とはどのような存在か　2 株式会社のシステム　3 企業活動に必要なものは何か　4 マネジメント理論第2章　事例研究の展開　1 発明と企業の設立　2 事業の拡大　3 事業の多角化・国際化　4 ダンロップの日本進出　5 日本における事業の拡大と競争の激化　6 対日ビジネスの停滞　7 経営学の今後の課題第3章　マーケティングの発展　1 マーケティングとは何か　2 マーケティングの役割と発展　3 マーケティング・マネジメントの基本枠組み第4章　グローバル・マーケティング　1 企業活動のグローバル化とその背景　2 グローバル・マーケティングの発展　3 グローバル・マーケティングの分析枠組み　4 ネスレの事例第5章　経営革新と投資変動　1 長距離路線トラック事業での出遅れ　2 宅配便事業への進出　3 宅配便事業の確率　4 宅配便市場の競争　5 海外事業展開第6章　経営戦略論　1 経営戦略の全体像　2 全社戦略　3 事業戦略　4 戦略の策定第7章　イノベーション・マネジメント　1 イノベーションとは　2 イノベーションの誕生　3 イノベーションのパターン　4 イノベーション・マネジメント第8章　現地に即した組織の構築　1 組織の基本形態　2 組織の発展的形態　3 現地に即した組織の構築　4 組織の要としてのグローバル人材第9章　キャリア教育の展開　1 キャリア支援への注目とその背景　2 「キャリア教育」の展開　3 企業社会において求められる人材像　4 産学連携のキャリア開発事例　5 自らをマネジメントする時代第10章　日本企業の海外進出と経営の現地化　1 戦後の日本企業の海外進出　2 経営の現地化とその背景要因　3 事例：トヨタ　4 海外の経営行動第11章　ヒトに関する管理論の変遷　1 人事管理論の成立　2 人間関係論　3 行動科学的管理論　4 人事管理から人的資源管理へ　5 その他の理論展望第12章　「日本的経営」の変容　1 終身雇用　2 年功賃金　3 今後の動向第13章　企業形態、株式会社の特徴、コーポレート・ガバナンスの変容と今日的問題　1 会社形態：合名会社、合資会社、株式会社　2 合同会社（LLC）　3 株式会社とコーポレート・ガバナンス第14章　資金調達のマネジメント　1 株式会社における資金調達の種類　2 資金調達手法の検討第15章　情報のマネジメントの展開　1 IBMを取り巻く環境の変化　2 IBMの台頭　3 IBMの経営行動