経済グローバル化にともない進展してきたIT(情報技術)分野におけるグローバル分業に関し、主として日中間の企業経営に焦点を当て、「差異認知によるプロセス共有」という新しい独自の概念を提唱する。要するに、ITグローバル分業下における日中両国間のソフトウエアのオフショア開発から出発し、その歴史的経緯を踏まえながらオフショア開発の動向を考察し、さらに具体的な事例研究を行ったうえで、「差異認知によるプロセス共有」概念をもとに最終的にはITグローバル分業経営に関するビジネスモデルを創出するのが本書の目的といえよう。