知略にたけ、少ない兵力でも大軍に勝利するなどの戦上手として、戦国武将のなかでも抜きんでた人気を誇る真田幸村。豊臣と徳川のさいごの戦い、大坂冬の陣・夏の陣では、多くの武将が徳川方につくなか、秀吉の恩義を忘れず、豊臣方について、「真田丸」を築くなどし、徳川軍をさいごまで苦しめる。自分の信念を貫いて、最後まで戦い抜いた真田幸村の生涯。2016年、大河ドラマの主人公。この物語の舞台おもな登場人物第一章 嵐の子第二章 六文銭の旗第三章 猿飛第四章 信玄、家康をけちらす第五章 大国のはざまで第六章 幸村、人質となる第七章 徳川軍を撃破する第八章 幸村、秀吉につかえる第九章 父と兄と、ともに戦う第十章 秀吉、死す第十一章 兄との別れ第十二章 東軍三万八千をうちやぶる第十三章 真田父子、高野山へ第十四章 父の死第十五章 大坂冬の陣第十六章 風雲、真田丸第十七章 かりそめの和議第十八章 日本一の兵真田幸村の年表