▼第1話/日米コメ戦争(1)〜(5)▼第2話/激突 アボリジニー料理!!(前編)(中編)(後編)▼第3話/猫ふぐ争議▼第4話/本物志向子供編▼第5話/すすけた宝物▼第6話/生きた化石▼第7話/アルカリ性食品の真実●主な登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員。膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)、栗田ゆう子(東西新聞文化部員。山岡と共に「究極のメニュー」を担当する)、海原雄山(名だたる陶芸家、画家であり、「美食倶楽部」を主催する食の探究者でもある。山岡の実父だが、激しく対立する。帝都新聞の企画「至高のメニュー」を担当)●あらすじ/ある新年会の席で、コメの輸入自由化の是非をめぐって、アメリカ人と日本人が大ゲンカ! しかもこのケンカは、日米間の外交問題にまで飛び火してしまう。その場に居合わせていた山岡は、事態を収拾するために立ち上がるが…?(第1話)●本巻の特徴/「日米コメ戦争」は、米の輸入自由化に関する日米の争いが描かれる力のこもったエピソード。国産・外国産を問わず、農薬まみれの作物の危険にさらされている日本の現状に一石を投じる。「激突 アボリジニー料理!!」は、「究極のメニューVS至高のメニュー」3度目のオーストラリア対決。今回は雄山の提案で、オーストラリアの先住民・アボリジニーの住むノーザン・テリトリーが舞台となる。山岡たちは、最近料理への情熱を失っている岡星とともにオーストラリアへ。知られざるアボリジニーの食文化を詳しく紹介する、ためになるエピソードだ。●その他の登場人物/大原大蔵(東西新聞社社主)、谷村秀夫(東西新聞社文化部部長)、富井富雄(東西新聞社文化部部副部長)