●本書は『望月光の超基礎がため 古文教室 古典文法編』を改訂したものです。今回の改訂では、初版に掲載のなかった助動詞や助詞を追加し、入試で重要なものを収めるよう配慮しました。確認問題や解説部分も適宜差し替えました。●「ウォーミングアップ編」、「実践編」の二部構成で、すべて講義形式になっています。「ウォーミングアップ編」では古文を学習していくための基礎を学びます。「実践編」では助動詞・助詞・敬語と、古典文法をひととおり学びます。●各章には講師である望月先生からの「例題」があります。その章を読みすすむにつれて、その「例題」の意味と、答え、そして何よりも大切な「答え」にたどりつくまでの「道のり」が記されています。各章を読み終えるごとに、一つ一つ、確実に古典文法が身につきます。はじめに本書の利用法●ウォーミングアップ編1 むかしの五十音図2 品詞について3 活用を覚えよう4 形容詞と形容動詞5 係り結びの法則6 助動詞と助詞がなぜ大切か●実践編<助動詞>1 助動詞マスターのポイント2 過去の助動詞「き・けり」3 完了の助動詞1「つ・ぬ」4 完了の助動詞2「たり・り」5 受身・尊敬・可能・自発の助動詞「る・らる」6 使役・尊敬の助動詞「す・さす・しむ」7 推量の助動詞1「む」8 推量の助動詞2「らむ・けむ」9 推量の助動詞3「まし」10 推量の助動詞4「べし」11 断定の助動詞「なり」と伝聞推定の助動詞「なり」12 打消の助動詞「ず」13 その他の助動詞「むず」「なり・めり・らし」「じ・まじ」「まほし・たし」「ごとし」「たり」<助詞>1 助詞の分類2 格助詞3 接続助詞4 係助詞5 副助詞6 終助詞7 間投助詞<敬語>敬語について●付録活用表(助動詞・動詞・形容詞・形容動詞)・主要助詞一覧・敬語