▼第203話/主役交代!?▼第204話/時限爆弾▼第205話/強硬手段▼第206話/まかせとくよろし▼第207話/負けるな▼第208話/さよなら▼第209話/イチゴ・クリームとセンターコート▼第210話/百万の200倍▼第211話/勝負だ!!▼第212話/おいしー!!▼第213話/長い夜▼第214話/逃げていません▼第215話/いい子▼第216話/もしも▼第217話/勝負の世界▼第218話/暗転▼第219話/殺せ殺せ●主な登場人物/海野幸(両親に先立たれ、3人の弟妹を育てる健気な娘。2億5千万円の借金を返すためプロテニス選手の道へ)、竜ヶ崎蝶子(竜ヶ崎財閥の令嬢。実力も兼ね備えたテニス界のアイドル。だが、その本性は…)、鳳圭一郎(鳳財閥の跡取り息子。幸の初恋の相手)、桜田純二(「ビッグバンファイナンス」営業主任。幸の借金取り立て担当)●あらすじ/全仏オープン2回戦。蝶子は無敵の女王・ニコリッチから第1セットを先取し、次のセットも3-0と優勢に試合を進めていた。奇跡を予感して、興奮に包まれるマスコミや観衆たち。だが、幸のバックにいる鳳唄子やサンダーは、女王のプレーを狂わせた本当の理由を悟って…(第203〜4話)。●本巻の特徴/過酷な練習と試合日程により、ボロボロになっていく幸の左ヒザ。それでも賞金を稼ぐため、強敵と戦うため、彼女は決戦の地・ウィンブルドンへと旅立つ。一方、幸の家族を連れて鰐淵一味から逃亡中の桜田もまた、起死回生の賭けをするべくロンドンへ。それは、ブックメーカーで倍率200倍の幸に100万円をつぎ込み、一挙に2億円を稼ごうという考えで…。●その他の登場人物/サブリナ・ニコリッチ(女子テニス界に君臨する女王。今回のウィンブルドンを最後に引退を表明)、サンダー牛山(幸のコーチ。飲んだくれで手クセも悪い)、鳳唄子(圭一郎の母。鳳テニスクラブの総帥)、賀来菊子(蝶子と並ぶ女子テニス界の新星だったが、暴力事件を起こしてプロ資格を失う。幸の理解者)、鰐淵京平(桜田の親会社の社長。欲しい物はすべて金で手に入れる主義)、弁天橋雛(圭一郎の結婚相手に選ばれた女性。胸が大きい)、海野家康(幸の兄。海野家の莫大な借金を作った張本人)、ナタリー(幸の弟妹の面倒を見ているおカマ)、舵樹・沙代里・三悟(幸の弟妹)