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▼第1話/二つの闇▼第2話/怪物の残像▼第3話/録音再生▼第4話/接点▼第5話/死角▼第6話/超人シュタイナーの思い出▼第7話/ココアの記憶▼第8話/悪夢の扉▼第9話/一番怖いもの▼第10話/長い休暇▼第11話/少年探偵団▼第12話/一番残酷なこと▼第13話/国境の街▼第14話/バラの屋敷▼第15話/開かずの扉▼第16話/長いお別れ▼第17話/ヘレンカを捜して▼第18話/残された人々●主な登場人物/天馬賢三(テンマ。元脳神経外科医。無実の罪に追われながら“ヨハン”を追う)、ヨハン・リーベルト(テンマが命を助けた双子の兄、悪の根源?)、ニナ・フォルトナー(“ヨハン”の双子の妹で、兄を抹殺しようとしている)、ルンゲ警部(ドイツ連邦捜査局の警部。ヨハンはテンマの別の人格だと思っている)●あらすじ/ヨハンの出生の秘密を探るためチェコ・プラハを訪れたテンマは、運命の双子が生まれ育ったという3匹のカエルの看板のある家を探し出す。一方、ヤン・スークはいきつけのバーで、ニナを相手に事件の話をしていた。そしてグリマーから預かっている銀行の貸し金庫のカギのことをもらしてしまう。だが、ついさっきまでスークが話していたニナが実は…(第1話)。▼ゼーマン警部の殺害に続く、署長以下計3名の毒殺。チェコ警察を揺るがす2つの事件の後、新署長も派遣され、とりあえず落ち着きを見せるプラハ署。そのいずれにも深く係わっているスークは尾行をつけられる。そうとは知らず、事件の重要参考人であるグリマーと落ち合った彼は、貸し金庫のある銀行へ向かう。その中には、一本のカセットテープが…(第2話)。●本巻の特徴/ウィスキーボンボン、筋肉弛緩剤…まったく同じ手口で惨劇は繰り返される。一度目はテンマ、そして二度目はスークが…。そしてテープに隠された511キンダーハイムの謎を追い、テンマとグリマーが行動を共にする。●その他の登場人物/ヤン・スーク(プラハ署の新米刑事、殺人の疑いをかけられ指名手配中)、グリマー(フリーのジャーナリスト、511キンダーハイムの謎を追う)、カレル・ランゲ大佐(旧チェコスロバキア秘密警察の大物)
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