身近な人に本音が言えない。苦しさを抱え込みながら、「大丈夫」と言ってしまう。死にたい気持ちに囚われる妹、人知れず涙をこぼす妻を前にして、家族はどう応えるべきか。児童精神科医は「頼る勇気」と「受け止める力」をそっと引き出す。第9巻は「希死念慮」「産後うつ」「子どもの性教育」の3編を収録。累計90万部突破!「全国学校図書館協議会選定図書」になった児童精神科医の物語に『コウノドリ』の鈴ノ木ユウ氏共感!!「子どもの成長は嬉しい。ただ時に、親は不満を感じたり、不安になったり、自信をなくしてしまうことだってある。僕はそんな時、ただ息子を抱きしめます。この世にはこんなにも暖かいものがあるんだよって、いつも教えてくれるから。『リエゾン』を読み終わった後、ただ子どもを抱きしめてみてください」