デューベン・コレクションからのトランペットを含む貴重なソナタ集!イングリッシュ・コンサートとエイジ・オブ・インライトゥメント管のメンバーであり、エンシェント室内管弦楽団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、ダニーデン・コンソートにも度々参加、アイルランド・バロック・オーケストラやEUバロック・オーケストラもリードしてきたバロック・ヴァイオリニスト、キンガ・ウイサーシがディレクターを務める注目古楽アンサンブル、スピリタート。 スコットランドの本格クラシック・レーベル「Delphian」からリリースされるスピリタートのニュー・アルバムは、貴重な音楽の宝庫として研究が進む「デューベン・コレクション」からの様々な楽器・声部のためのソナタ集。ドイツからスウェーデンへ移住したデューベン・ファミリーはスウェーデンの王宮で3世代にわたってカペルマイスター(楽長)を輩出するなど音楽の才に恵まれ、印刷物や写本の2000点以上に及ぶ膨大なコレクションを残しました。キンガ・ウイサーシは、現在ウプサラ大学図書館で公開されているこのコレクションを綿密に分析・調査し、あまり知られていない優れたレパートリーを探求するというアンサンブルの目的を達成することができました。 特に興味深いのは、王宮礼拝堂と独立したトランペット隊の初期のコラボレーションを示すと思われる音楽で、宮廷音楽に華麗なトランペットが響く作品がいくつか選ばれています。古楽ファンも、金管楽器愛好家も要注目!(輸入元情報)【収録情報】1. ティーメ:5声のソナタ 変ロ長調2. アルブリーチ:5声のソナタ(2本のトランペット、2本のヴァイオリンと通奏低音のための)3. ブクステフーデ:ソナタ イ短調 BuxWV.272(ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバ)4. ティーメ:8声のソナタ5. アルブリーチ:2本のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ6. D.プレンツル:通奏低音を伴う2つの楽器のためのソナタ(トランペットとドゥルツィアン)7. キルヒホフ:4声のソナタ8. フルヒハイム:5声のソナタ9. レーヴェ・フォン・アイゼナッハ:2本のクラリオンのためのカプリッチョ第2番(2本のトランペット)10. フィッシャー:哀歌『われ心よりこがれ望む』11. メラーニ:5声のソナタ ハ長調(2本のトランペット、2本のヴァイオリン(変則調弦使用)と通奏低音のための) スピリタート キンガ・ウイサーシ(ディレクター) 録音時期:2021年9月28-30日 録音場所:ロンドン、ゴスペル・オーク、オール・ハロウズ教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 世界初録音(1,7,10)Powered by HMV