全米R&Bチャート1位のタイトル曲に象徴されるブルージーで骨太なサウンドに包まれた記念すべきデビュー作モータウンと並んで1960年代のソウル・ミュージックのヒット工場であったスタックス・レコード。その土臭く芯の太いサウンドの骨格となったブッカー・T.&MG’sの記念すべきデビュー・アルバムだ。オルガン、ギター、ベース、ドラムスのシンプルな編成で、全曲インストながら歌心満点の演奏を聴かせる。オルガンのリフが印象的なタイトル曲はポップ・チャートでも3位となり、全米に彼らの名とサウンドを轟かせることになった。