『木下牧子歌曲集1』(2010年刊)、『木下牧子歌曲集2』(2011年刊)が版を重ね、歌曲の作曲家としても不動の人気を誇る木下牧子作曲による3冊目の歌曲集。二つの連作歌曲、孤高の詩人・北森彩子の作品をテキストにした長編歌曲に、歌心をそそる魅力的な小品も併せて収録。重厚な芸術歌曲から親しみやすい小品までバラエティーに富んだ歌曲選。2013年以降に発表された新作を中心に編まれている。●歌曲集「いちばんすきなひとに」僕はまるでちがって(黒田三郎)また昼に(立原道造)二人の詩(尾形亀之助)忘却(堀口大學)しぬまえにおじいさんのいったこと(谷川俊太郎)●歌曲集「太陽は空の中心にかかる」食後(立原道造)永い午後に(立原道造)もし鳥だったなら(立原道造)ヴァカンス(立原道造)太陽は空の中心にかかる(立原道造)●長編歌曲「野梅」(北森彩子)●いっしょに(工藤直子)●木を植える(谷川俊太郎)●恋のない日(堀口大学)●サッカーによせて(谷川俊太郎)