2000年〜2001年に刊行された『ヴァイオリン・ソング・ブック』(全3巻・全18曲)を2分冊として再編。新実徳英の代表作《白いうた 青いうた》のモチーフを使い、アマチュアのヴァイオリン学習者でも無理なく弾けるレヴェルにおさえつつ、歌や合唱でおなじみの名曲たちに、ヴァイオリン曲として新たな命を吹き込んだ。〈黒のラフォリア〉(1に収録)、〈秋の紅〉(2に収録)は、ともにスイスのフィギュアスケート選手サラ・マイヤーが国際大会のフリーの演技で起用したことで多くの人の耳に触れることとなった。春のエレジーなぎさのワルツそよかぜの子守歌秋の紅春に風まわる燃える赤ばらのパヴァーヌGのギャロップ