ホルン奏者とサクソフォーン奏者の必須レパートリーを国内初出版。従来譜にはない以下の独自コンテンツを追加した。作曲者がアルト・ホルンとピアノそれぞれに投影した「古」「新」のイメージを丁寧に解きほぐし、作品理解の出発点を盤石のものとする。【1】E♭管用パート譜に加え、F管用パート譜。【2】第4楽章冒頭に置かれた、ヒンデミット自身の詩の邦訳を掲載(阿部卓也)。日本語で朗読できる!【3】第2楽章のリズム系がモールス信号で示す文字列「NKAW」についての解説「ニクラウス・マヌエル=ドイチュとNKAW」(美術史家・鈴木桂子)。【4】ホルン奏者・福川伸陽、サクソフォーン奏者・平野公崇による、各々の楽器奏者の視点からの解説。技術的なアドヴァイスに留まらず、作品が内包する美学的なメッセージを読者に伝える。[曲目]ヒンデミット アルト・ホルン(またはアルト・サクソフォーン)とピアノのためのソナタ