「おにーさん、助けてくれたお礼に、定時帰り、させてあげよっか」 ブラック企業に勤める史樹。終電帰りのある日、家の前に少女がうずくまっていた。その少女・穂春は、助けてもらったお礼として、史樹の抱える仕事上のトラブルをたちどころに解決してしまう。 どうしても定時帰りしたい史樹と、身を寄せるところを探していた穂春。史樹は衣食住を提供する代わりに、穂春のアドバイスに頼ることにする。「人は先に親切にされると、お返ししなきゃって思う生き物なんだよ」 二人の同居生活が始まると同時に、史樹の社畜生活は一変するのだった。 サラリーマンとJK の、温かくも奇妙な同居生活ラブコメディ、開幕。