「おかえりさなさい、結城さん。今日も一日お疲れ様でした」 勉強にアルバイトと忙しい日々を過ごす結城に彼女が出来た。毎日とびきりの笑顔で出迎えてくれる彼女に満たされ、小鳥もまた結城との同居生活で心の傷を癒やしていくのであった。 そんな日々を過ごしていたある日、結城と小鳥は1人寂しそうにポツンと佇む隣人の少女と出会う。孤独な少女が2人の生活に加わることで、まるで新婚のような暮らしがはじまって?「私、結城さんの彼女になれて本当に良かったです……!」 家族のような繋がりの中、磨り減った2人の心は更に満ちていく。生きる事を諦めた女子高生との幸せな新生活、第2幕。