アニメ業界の改訂第3版です。2015〜2016年の第四次アニメブーム以降、停滞がみられる国内アニメ市場に対し、ネットフリックスや中国アニメなど海外売上は増加を続けています。また2019年の京都アニメーションの事件や2020年のコロナパンデミックなど、逆風も吹きました。しかし『鬼滅の刃』が記録的な興行収入をたたき出しアニメビジネスを強力に牽引するなど、日本アニメの底力を印象付けました。改訂第3版では、そういった状況下で依然として残る下請の疲弊や若手アニメーターの収入や労働環境の悪さ、人材の減少や育成環境の問題などについて、解説をしていきます。アニメビジネスに携わりたい人や就職を考えている人、出資を計画している企業などの関係者が本書を読むことで、アニメ業界を全般的、網羅的に把握できるようにしました。第1章 アニメビジネスの歴史第2章 アニメ業界とアニメ市場の現状第3章 アニメビジネスの全体像と仕組み第4章 アニメ産業の仕事とその内容第5章 アニメ業界の人材育成と現場第6章 デジタル時代のアニメ産業第7章 アニメ産業の問題資料編1 アニメ制作会社の実際とビジネス(インタビュー)資料編2 アニメビジネス年表第1章 アニメビジネスの歴史第2章 アニメ業界とアニメ市場の現状第3章 アニメビジネスの全体像と仕組み第4章 アニメ産業の仕事とその内容第5章 アニメ業界の人材育成と現場第6章 デジタル時代のアニメ産業第7章 アニメ産業の問題資料編1 アニメ制作会社の実際とビジネス(インタビュー)資料編2 アニメビジネス年表