ロバート・ジョンソン、シド・バレット、ビートルズ、ドノヴァン、ローリング・ストーンズ、ブラック・サバス、レッド・ツェッペリン、アーサー・ブラウン、デヴィッド・ボウイ、サイキックTV、キリング・ジョーク、ホークウインド、キング・クリムゾン、イエス……。それらの背後で作動し続けたディオニュソス神話、ブードゥー、ヒンドゥー教、ロマン派、象徴派、カバラ、アレイスター・クロウリー、ブラバツキー夫人等々の宗教・神話・芸術・神秘思想に由来する「オカルトの想像力」を浮き彫りにする。アフリカの宗教音楽からブルースへ。50年代のロックンロール。60年代のフォークソング、サイケデリック・ロック。70年代から80年代にかけてのハード・ロック、グラム・ロック、プログレッシブ・ロック、クラウト・ロック、エレクトロニック・ミュージック、ヘヴィ・メタル、インダストリアル・ロック、ポスト・パンク、ゴシック・ロック。さらには2000年代のドゥーム・メタルやストーナー・ロックまで。「オカルト」を主軸としたポピュラー・ミュージックの斬新なナラティヴ・ヒストリー。序文 ウィー・アー・オール・イニシエイツ・ナウ第一章 (ユー・メイク・ミー・ワナ)シャウト第二章 リラックス・アンド・フロート・ダウンストリーム第三章 ザ・デヴィル・ライズ・アウト第四章 ザ・ツリー・オブ・ライフ第五章 スペース・リチュアル第六章 ゴールデン・ドーン参考/引用文献謝辞訳者あとがき