〜家族を幸せにする収納〜「おもちゃ片づけなさい」「靴下を脱いだらかごに入れて!」日本じゅう、どのおうちからも聞こえてきそうなこのセリフ。一度は口にしたこと、あるんじゃないでしょうか?お母さんの発するイライラ、ピリピリした雰囲気は家族みんなに伝播して、家の中のムードをどんより重たくします。一生懸命、家族のために言っているはずなのにみんな、なかなか分かってくれないのが辛いところ。ここで一旦、振り返ってみてください。これまで、本や雑誌で見た誰かの収納テクニックを真似してみてそんな悩みがまるまる解決したこと、あるでしょうか?たくさんの方にお話をうかがってみたところ「最初はよかったけど長続きしなかった」という人が実は、とても多かったんです。収納について真面目に考える人ほど「今よりちゃんとできるようになりたい」と将来の成長込みで収納を考えてしまいがちなようです。でも、忙しい日々のなか、そうそう成長できないのが悲しい現実ーー。大切なのは、今の自分をありのまま受け止めて無理なくできる方法を考えること。まずは、自分をストレスから解放してあげてください。そしてこれは、家族みんなにも当てはまること。夫や子どもたち、みんな性格が違って、得意なこと不得意なこともそれぞれ。型にはまったルールを全員に押し付けても、うまくいかなくて当然だとちょっと力を抜いて考えてみましょう。今回、本誌の取材をするにあたって「どうしてここに?」「なぜこの入れ物にしたの?」とご家族みなさんの意見に耳を傾けるよう心掛けました。なにせ、家族一人一人に合った片づけ方を見つけるにはじっくりと話し合う時間と観察することが必要ですから。本書のエピソードのどれか一つでもピリピリや、イライラのない毎日をおくるヒントになることを願っています。contents●家族を幸せにする収納。●余白を生む収納で視界ストレスをゼロに。●ワンオペ収納脱却で参加したくなるキッチンに。●子どもの意見で収納を考えてみた。●思った以上に活躍した大ヒット収納雑貨をご紹介します。●考えなくても片づくクロゼットのつくり方。●DIY好きパパが考えた家族の悩みにこたえる収納。●連載 馬狩まどかさんのケのてしごと、ハレのおもてなし。●別冊付録 Come home!オリジナルダイアリー2021 今年の表紙は、ナタリー・レテが描く「夜の森」●ミシンを使っておしゃれなエコバッグを作ろう!●日々のコトとモノにこだわってエコな暮らしを。●定期購読のご案内●連載 70年代不動産でリノベーションしたヴィンテージスタイルの家。●連載 木と漆喰で建てた家族の思い出を紡ぐ家。●連載 Ayu-m Mamanのママの目線で建てた家。●Come home!web最新情報●いいものいいはなし★別冊付録★Come home!オリジナルLe Monde de Nathalie2021Diary