著者は「'フランス料理文化センター(FFCC)」を1990年に立ち上げて、フランスの食文化を日本で普及させる活動に携わる一方、レストランの両輪、料理とサービスのプロフェッショナルたちのサポートをする活動を積み重ねる。2017年からは新たに「フランスレストラン文化振興協会(APGF)を立ち上げ、国内はもとより世界規模の料理・サービスコンクールの継続と継承に注力。この30年間の活動内容を著者の個人的な体験に終わらせることなく、「食」を通じた絆として共有していきたい、との強い思いに対して著名なホテルマン、料理人、サービス人たちが賛同。今まで誰にも明かさなかった長時間に及ぶ対談は、まさに日本とフランスのホテルレストランの歴史物語でもある。その結果、読者は食文化の生き証人として「食への思い」をより深めていくはずだ。第1章 フランス食文化の基本 第2章 日本のフランス料理の源流 第3章 日本のフランス料理の現状第4章 日本とフランスの食文化戦略 第5章フランスレストラン文化振興協会(APGF) 第6章 私のフランス食文化史