世界中で数多くの有識者が注目し、国内でも教育や経済学者などアカデミアでも話題の「非認知能力(社会情動的スキル)」。これは、2017年に改定された新しい学習指導要領でうたわれている「生きる力(=新しい時代を生きる子供たちに必要な力)」の中の3つの柱のうちの2つである「学びに向かう人間性」「思考力、判断力、表現力」と共通する領域です。本シリーズでは、意識高く教育熱心なママ・パパはもちろん、わが子にのびのび・いきいきと育ってもらいたいと願っているすべての親御さんに向けて、遊びや趣味など「お勉強」以外の方法として、「アクティビティ」を通じた非認知能力の育み方をご紹介していきます。※「学力」などの特定の能力ではなく「社会で生き抜くための総合的能力」が高いこと「海遊びの本」では、ダイビングサイト「oceana+α(オーシャナ)」監修のもと、シーカヤックやSUP、ダイビングなど体を使って楽しむ遊びから、ビーチコーミングやタイドプールでの生き物観察など、海遊びに関するハウツー情報によって、親子で楽しむための準備をしてもらう一方で、それらのアクティビティを通してどんな非認知能力を高められるかのポイントも解説。巻頭では、海をこよなく愛する、土屋アンナさんによる、「海と子育て」をテーマにしたインタビューを展開。サーフィンやダイビングをはじめとする海遊びを通して、子どもの非認知能力を高めるために、親はどんなことに気をつけるべきかについて、ご自身の経験から語っていただいています。また、東京海洋大学の教授である佐々木剛先生、千足耕一先生による「デキるにつながる海遊びと題した対談や、海でのヨット帆走を教育に取り入れた逗子開成中学校・高等学校の取り組み、ダイビングライセンスを持つ小児科医の先生によるコラムなど、学術的記事も掲載。このほか、水族館の歩き方、海遊びグッズカタログ、ダイビングスポット&マリンショップガイドなども展開。夏休みを前に、海を遊び尽くすためのTipsが満載の一冊です。