セイヨウタンポポとカントウタンポポの違い、わかりますか。あざやかな色彩で詳細に描いたイラストで見分けるポイントがひと目でわかる、野草ガイドの決定版。リモートワークで時間もできたし、いつも通る見慣れた道に咲くあの野草のことを調べてみよう。スミレ、タンポポ、シロツメクサ、ドクダミ、オオバコ。みたことはあるけど名前がわからない野草。これなんて名前だっけ。似た花がある。たしかヒメジョオン。 いやハルジオンだっけ。そんなときに役立つのがこの本。色鮮やかなイラストで、似たような花の見分け方(花や葉の形、大きさ、つき方)がすぐにわかる。さらに、際立つポイントとなる部分はイラストがアップになっていて理解度がぐんと深まる。タンポポの腕時計、スミレの花ずもう、カラスウリのお面、エノコログサの犬、シロツメグサの花冠など、野草での遊び方や、アザミのてんぷら、つくしご飯、ドクダミ茶など食べ方・飲み方もイラストで説明。■目次イラストで見る植物用語解説主な植物用語解説この本の見方散歩で出会う・早春~春の野の草花散歩で出会う・初夏~夏の野の草花散歩で出会う・初秋~秋の野の草花コラム 野草を味わう、野草で遊ぶ索引■著者プロフィール金田初代(かねだ・はつよ) 茨城県生まれ。東洋大学卒業。出版社を経て、植物など自然関係のフィルムライブラリー(株)アルスフォト企画に勤務。山菜・野草・ハーブ料理や園芸・野菜の栽培なども手掛け、2004年から4年間、時事通信社が地方新聞社に配信した「花のいろいろ」を連載した。著書に『季節を知らせる花』(講談社)、『美味しい山菜・野草の見分け方・食べ方』、『一日ひとつの花図鑑』(以上PHP研究所)、『野菜を育てよう』(主婦の友社)、『持ち歩き 野草・雑草の事典532種』(西東社)、監修に『一日一花を愉しむ 花の歳時記366』(西東社)など多数。