自動運転技術の普及等により自動車業界が大きく変わると、街中にある小規模なクルマ屋さん・自動車整備工場でも新しい技術への対応が避けられないが、人材育成や設備投資の面でディーラーに劣るため、乗り切るのは容易でない。本書は、こうした厳しい状況の事業者が売上と人材を維持・確保するためにどのような取組みが必要かを解説。特に、深刻な人手不足への対応として、採用・定着における対策だけでなく、現有する従業員の働き方を見直すことで生産性を上げ、経営と労務管理の両方に良い効果を得られるようにすることを目標としている。第1章 大転換期を迎える自動車業界第2章 トヨタ式「改善」に学ぶ働き方改革と生産性向上第3章 これからの自動車整備業のヒト・カネ問題第4章 業界特有の労務管理第5章 リスクアセスメントの意識を持つ第6章 「人をつくる会社」を体現する会社の取組み例