アンチデータベースボールデータ至上主義を超えた未来の野球論データにプレーを支配されるな!セイバーメトリクスの普及によって一層進むシステム化それでも勝利の糸口は、別の世界にある!SNSで大人気の野球著述家が言語化野球の奥深さ・真髄はここに宿るデータ野球だけでは絶対に勝てない理由ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー本書のメインテーマは、データ野球への「アンチテーゼ」であるデータやテクノロジーが発達した現代において、人間が行うものとして必要なのは、データを超えた感動やドラマ、プレーのクオリティだ。データではわからない面白さや魅力はどこから来ているのか? データ至上主義のなかで対応策はあるのか? 感動やドラマ性とデータはトレードオフなのか?…などなど、尽きない疑問への「答え」にまではたどり着かないかもしれないが、「考えるヒント」を提供できれば幸いだ。本書を執筆するうえで心掛けたのは、上記のような「データを超えた野球論」をいかに言語化して明確にするかだ。自分自身が多くの試合やプレーを見ていたものを中心に、今持っているすべての知識と感覚を注ぎ込んだ。多くの野球ファンの方に楽しんで読んでもらえたら嬉しい。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー第1章 打撃・打順論第2章 投手・継投論第3章 守備・走塁論第4章 采配・戦略・マネジメント論第5章 「感性」「感覚」「直感」の重要さがわかる野球論