「野村再生工場」の“一番弟子”が、黄金バッテリー時代から約50年間、最も近い距離から見た「とっておき」の秘話が満載!誰も書けなかった「知将」の素顔と「あの事件」の真実!江本孟紀×江夏豊 2万字対談を収録!なぜ、プロ野球は「野村克也」抜きには語れないのか?1973年、僕は南海ホークス2年目にリーグ優勝を経験する。キャッチャーはもちろん野村克也。そして、のちに“野村再生工場の第一号”などと呼ばれるようになる。僕の中には“自分の球を受けてくれた仲間”というピッチャー特有の意識が野村監督に対して今も生きている。さあ、そんな思いで野村克也を解体してみたいと思う。(「はじめに」より)第1章 野村監督のパーソナリティーーーその発想のルーツを考察する第2章 監督としての野村監督ーー僕が見た「再生工場」誕生の舞台裏第3章 戦術家としての野村監督ーー監督として成功する「たったひとつの条件」第4章 進化し続けた野村監督ーーなぜ、70歳を超えても注目され続けたのか第5章 野村監督の遺伝子ーー愛弟子たちは「野村の教え」をどう生かしたのか対談 江本孟紀×江夏豊ーー「野村克也」を語る付録 野村克也さんへの弔辞